ビタミンC

ビタミンCはサプリメントの中で最もポピュラーな栄養素で「美容・美白のビタミン」とされる。

不足すると歯肉、関節、胃腸など全身で出血を起こし死に至るが、現代の日本食生活ではほとんど起こらない。ただし、 ビタミンC不足から歯茎出血などが見られることがあり、十分な補給が必要だ。

ビタミンCが人体に必要とされる理由の第一は、コラーゲンの生成と保持に密接に関係しているがため。 コラーゲンは体の防御機能を増強させる細胞同士の接着剤の役目を果たし、細胞間の結合を強固にし、皮下出血や外傷の回復を早める。
第2は、体内に侵入したウィルスや細菌を迎え撃つ白血球の働きをバックアップ。 ビタミンCは風邪や感染症に対する免疫力を高め、体の抵抗力を増強する。
第3は、優れた抗酸化作用。 ビタミンCは活性酸素と結合し過酸化脂質を無毒化する作用がある。特にがん抑制では、 ビタミンCは発がん物質のニトロソアミンの形成を阻止したり、細胞に強力なコラーゲン網をつくりがんの増殖をストップさせる効果を見せる。 さらに、ビタミンCは体内で合成される抗がん物質インターフェロンの生成にもかかわっている。
第4は抗ストレス作用。 人体は強いストレスを受けるとそれを軽減するため「抗ストレスホルモン」である副腎質ホルモンが活発に分泌される。 このホルモンのアドレナリンづくりに大量のビタミンCが使われる。

その他、潤いある美肌づくり、メラニン色素の生成抑制などマルチプレーヤーぶりを発揮する。

弱点は多量に摂っても2、3時間で体外に排出されてしまうこと。過剰症の心配はないが、こまめに分けて摂取する必要がある。

所要摂取量の目安は男女とも100ミリグラム。