パントテン酸

パントテン酸とは、糖質や脂質の代謝にかかわり、 エネルギー生成に作用する補酵素のコエンザイムAの主要成分。

パントテン酸はギリシャ語の「広くどこにでもある」という意味から名付けられ、いろいろな食品に含まれ、 また腸内細菌の働きからも合成できるので、通常の食生活をしていれば欠乏症の心配はない。

パントテン酸は、体の成長を促進したり、副腎皮質ホルモンの合成に関与して、ストレスに対する抵抗力を強める働きをする。

またパントテン酸には殺虫剤や薬剤に含まれる有害な化学物質を解毒する作用があり、 医療現場では抗生物質による副作用の治療にも使われる。

その他にもパントテン酸は、免疫力アップ、細胞の形成を助ける、消化器系を良好にキープする、自律神経の働きを正常に保つ、 髪や皮膚を健康に保つ、善玉コレステロールを増やすなど、さまざまな効果をもつ。

パントテン酸が欠乏すると低血糖値、十二指腸潰瘍を起こす。また、アルコールやカフェインなどはパントテン酸の消耗を増大させる。

所要摂取量の目安は男女とも5ミリグラム。