ポリフェノール

ポリフェノールとは、植物の葉や花、茎、 樹皮などに含まれる色素や苦み成分であるファイトケミカルの一種。

赤ワインに含まれるポリフェノールの存在が動脈硬化予防に効力があるとわかって以来、俄然注目され研究されてきた。

高い抗酸化力を発揮するポリフェノールは、今では五大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル) や食物繊維に次ぐ第七の栄養素といわれるほどで、その種類は約4000種。

よく知られているフラボノイド(柑橘系)、アントシアニン(ブドウ、ナス)、カテキン(茶)、 ケルセチン(赤ワイン、ココア)、イソフラボン(大豆)などがポリフェノールの代表的存在。その役割は、血液をサラサラにし、 体内の活性酸素を除去する強力な抗酸化作用にある。

〔ポリフェノールの効果〕
動脈硬化・心臓病、高血圧、糖尿病、がんなどの生活習慣病の予防・改善。更年期障害、シミ・シワなどの皮膚のトラブル解消など。

〔メカニズム〕
ポリフェノールの効能の第一は活性酸素を撃退する抗酸化作用。もともと活性化酸素は適切な量ならば、 体に侵入してきた病原体を撃退する上で必要不可欠なものだが、体内の活性酸素の量が増えすぎると悪影響をもたらし、 さまざまな生活習慣病を引き起こす。例えば、活性酸素が遺伝子を傷つければがん、血管ならば動脈硬化、心臓ならば心筋梗塞、 脳ならば脳卒中と、活性酸素による悪影響の数は200以上といわれている。ポリフェノールはフェイトケミカルとして、 こうした生活習慣病の予防・改善に効力を示す。さらに、シミ、シワなどのトラブル解消といったアンチ・ エイジング効果にも注目が集まっている。